2018年セミナーレポート

第75回AMセミナーin東京
開催日2018年10月14日(日)- 15日(月)
開催場所東京 味覚糖UHA館TKP浜松町カンファレンスセンター
受講者数基礎編20名(初受講5名)、臨床編37名
協力企業江崎器械株式会社、エンタプライズ(敬称略)
プログラム基礎編 / 臨床編

講義内容
一日目
合同インフォメーション基礎編と臨床編を受講される先生方に、合同でオープニングをさせていただきました。最初に事務局の吉田より、セミナー会場での注意点など説明がありました。その後「受講心得」について野間から説明させていただきました。特に、チームとして学び合うことを意識して、2日間受講していただきたいと強調させていただきました。
基礎編1日目
プレゼンター:菊地光雄・國井継之介
テーブルインストラクター:菊地光雄・國井継之介

(レポート國井先生)
受講者20名(うち初受講生5名)の先生方にご参加いただきました。
前半は國井が担当させていただき、主にAM下肢長検査のリサーチやアクティベータ器のリサーチ、下肢長分析などについてプレゼンさせていただきました。
後半は、菊地先生がプレゼンを担当し、骨盤関連のパートを紹介しました。
ワークショップでは、5人の初受講者は別テーブルを設け、プレゼンに沿った学習をしてもらい、他の受講生にはテーブルごとに、より臨床に近い形でワークショップをしていただきました。
レベルに応じた学習ができたように感じました。

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臨床編プレゼンター:保井志之
テーブルインストラクター:土子勝成、野間実

保井先生が講義を担当されました。1日目は、アクティベータ・トリガーポイントセラピー、足関節、膝関節、腰部、肘、手首、手の追加テストとアジャストメント、小児へのアプローチについてでした。
保井先生によるデモでは、次にどこを診るのか受講生と考えながら進められました。
それぞれのワークでは、テーブルごとに、チームとして学び合っている様子が見られました。

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認定試験筆記試験担当:國井継之介、菊地光雄
実技試験担当:菊地光雄、土子勝成、野間実

7名の受講生が認定試験(ベイシック4名、アドバンス3名)を受けられました。
筆記試験は6名の方が合格され、実技試験は3名の方が合格されました。
緊張のあまり、手順が抜けていたり、コンタクトポイントがずれていることがありました。合格された先生と、不合格だった先生には、点数的にほとんど差がありませんでした。
普段から、基本通りアクティベータ・メソッドを使用することが大切だと感じました。


二日目
基礎編2日目
プレゼンター:菊地光雄・國井継之介
テーブルインストラクター:菊地光雄・國井継之介

(レポート國井先生)
前半部分は國井が、後半部分は菊地先生がプレゼンを担当し、アクティベータメソッドの腰部・胸部・肩甲帯・頚部・後頭骨mp検査・評価。
2日目のワークショップも同様に、初受講生には別にテーブルを用意してワークショップをさせていただきました。
講義の最後には、菊地先生の患者さんの施術後の感想から、症状という結果ではなく、機能異常を診ることの大切さがわかる症例報告をしていただきました。

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臨床編プレゼンター:保井志之
テーブルインストラクター:土子勝成、野間実

2日目の午前も引き続き、保井先生が講義を担当されました。
2日目のデモも保井先生がされ、受講生に次はどこを診るのか考えてもらいながら進めて行きました。
ワークでも、お互いが教えあい、フィードバックをし合いながら、チームとして高め合っている様子が見られました。

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合同実技二日目の午後は、基礎編と臨床編を受講された先生全員で、総合ワークをしました。下記の5つのテーマに分かれて、3回ワークを行いました。

・下肢長検査法(初級:型の修得)
・下肢長検査法(上級:反応の修得)
・コンタクトポイント基礎編復習
・コンタクトポイント臨床編復習
・臨床基礎スキル(15分以内)

3回目のワークでは、保井先生からの施術体験も行われました。自分にあったテーマを選び、2日間の復習が行われました。休憩時間も練習されている受講生がいたり、熱心にワークが行われました。
2日目の合同ワークでも、チームとして学び高め合うということに協力して頂きました。受講生一人一人が、いろいろな視点からのフィードバックをし合い、学びや気づきを得ることができたようでした。

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megaphone-y.jpg セミナーアンケートより

  • 今回、自分の体調が悪く不安でしたが、保井先生の施術を受け、良くなることで楽しくセミナーを受けることができました。ありがとうございました。
  • 心地よい刺激で気持ちよかったです。
  • アクティベータ、奥深いと思いました。左腰の施術を受けましたが、かなり楽になり、靴下を履く動作楽になりました。なかなか良くならないなあと思っていましたし、時間がかかるのかなと少しあきらめていましたが、アクティベータ、すごいと思いました。
  • ベイシックのみの施術ではありましたが、術前、術後の違いが体感でき、ベイシックの重要性が再認識しました。
  • 頭蓋を初めて受けましたが、視界がくっきりして頭がスッキリしました。臨床で使いたいと思います。
  • インストラクターの先生に施術して頂き、数ヶ月続いていた頚の痛みがかなり軽減しました。
  • 充実した時間が過ごせました。体もとても楽に動かせるようになりました。
  • 5月にハムストリングの肉離れをして、今回の臨床編で講義を受けて施術して頂いて、ハムストリング以外、股関節、坐骨など色々と反応が出て、受けたところ、帰りは足が軽くなっていました。
    肩を動かすのがものすごい楽になりました。ベイシックを受けている時から、肩が楽になっているのが分かりました。ありがとうございました。
  • 正確な施術は、確かな効果を出してくれるのだとつくづく思い体験できました。
  • 患部のみに目を向けることなく、体全体を診ての治療で効果を感じられる。
その他の方感想はこちらからご覧ください。
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次回第76回AMI公認AMセミナー

開催日:2019年4月
会場:東京
プログラム:基礎編/四肢・脊椎編

文責:野間 実


第74回AMセミナーin大阪
開催日2018年6月10日(日)- 11日(月)
開催場所大阪市 新大阪丸ビル別館
受講者数基礎編18名(初受講6名)、臨床編42名
協力企業江崎器械株式会社、エンタプライズ(敬称略)
プログラム基礎編 / 臨床編

講義内容
一日目
合同インフォメーション基礎編と臨床編の受講生にお集まりいただき、2日間で自身のスキルアップをする上での大切なルールと心構えをお伝えさせていただきました。
代表の保井より冒頭の挨拶をさせて頂き、事務局の吉田よりセミナー会場についてや事務局からの連絡をさせて頂きました。
セミナー受講についての心得を國井がプレゼンさせて頂き、また知的財産権におけるガイドラインをご案内させて頂きました。
基礎編1日目
プレゼンター:菊地光雄
テーブルインストラクター:國井継之介
受講者18名(うち初受講生6名)の先生方にご参加いただきました。
半数近くが比較的受講回数の少ない先生方でしたので、アクティベータメソッドの全体像がわかりやすいように、菊地先生のデモ治療からアクティベータプロコトルの紹介を始めていきました。

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臨床編プレゼンター:保井志之
テーブルインストラクター:土子勝成、野間実

(レポート土子先生)
保井先生によりプレゼンが進行し、途中のデモでは野間先生と土子もプレゼンの補佐に加わり、手順の説明をしました。
臨床編での受講生の質問は、様々な検査をどのような場面で使えばいいのか?また、沢山あって覚えるのが大変という声でした。それを聞いて思ったことは、検査は単なる手順ではなく、アクティベータメソッドの臨床で得た貴重な検査であることを考えてもらいたいということでした。
臨床現場で発生した疑問を、試行錯誤して検査に取り入れ、効果のあるものを論文としてまとめているという背景を真摯に受け止め、一つ一つの検査を大切に臨床に活かしていけたら良いなと思います。

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認定試験筆記試験担当:菊地光雄、国井継之介
実技試験担当:野間実、土子勝成、国井継之介

10名の受講生が認定試験(ベイシック7名、アドバンス3名)にチャレンジされました。
筆記試験は見事全員合格されましたが、実技試験までパスしたのは5名でした。
新たにベイシック認定が4名、アドバンス認定が1人誕生しました。

私が試験官を務めたケースですが、前回認定試験にチャレンジされてから、また更に多くのことを学び技術を伸ばしていると感じました。
新たな認定者が沢山誕生して、アクティベータメソッドが健全に普及されていくのが楽しみです。


二日目
基礎編プレゼンター:國井継之介
テーブルインストラクター:菊地光雄

初日までに下肢から骨盤・恥骨までの流れと、評価・検査・施術をご紹介しました。
二日目は、腰椎・胸椎・肩甲帯・頚椎・後頭骨の検査・調整の講義をしました。
初学者には、前日のデモ治療を思い出してもらいながら、一つ一つの施術を確認しながらお伝えしていきました。
受講回数を重ねている受講生の方には、より実践的に一つ一つを施術しながら、テーブルグループごとに確認してもらいました。

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臨床編プレゼンター:保井志之
テーブルインストラクター:土子勝成、野間実

(レポート土子先生)
2日目も同様に進行し、受講生からの質問は臨床的でした。
印象的な質問は、鎖骨のアイソレーションテストのときでした。
実技練習で、鎖骨の近位、遠位、様々な方向へのアイソレーションテストをして反応をみていく。
その奥深さを、受講生とともにディスカッションして内容を深めました。
詳しい内容は臨床編で話しましょう。

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合同実技二日目の午後は、合同実技の時間で、グループワークを行いました。

・下肢長検査法(初級:型の修得)
・下肢長検査法(上級:反応の修得)
・コンタクトポイント基礎編復習
・コンタクトポイント臨床編復習
・臨床基礎スキル(15分以内)(10分以内)

以上のテーブルに分かれて、3回のワークを行いました。
グループワークの合間には、保井先生から、施術の再来間隔や治療計画についての説明をさせていただきました。
グループワークの合間には休憩を設けていますが、休憩時間でも休む方は少なく、熱心に実技に取り組まれている先生方が多く、セミナー全体が、学びの空間としてとても充実していました。

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megaphone-y.jpg セミナーアンケートより

  • 軽い刺激で、動きの確認をする前の施術中から体が軽くなるのを感じた。
  • 自覚症状のない状態でも効果が分かりやすく体が軽くなった。
  • 保井先生のデモのような直感的に分かりやすい説明が必要だと思いました。
  • 私の慢性化している「左仙腸関節の痛み」「左ひざの鈍い痛み」にセンパイの先生にベーシック+局所のアドバンスを行っていただき、保井先生に内転筋の弱化と恥骨外方を見つけていただき、片足立ちと片足屈伸がやりやすくなりました。この治療法は面白いと思います。
その他の方感想はこちらからご覧ください。
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次回第75回AMI公認AMセミナー

開催日:2018年10月14日(日)〜15日(月)
会場:東京
プログラム:基礎編/臨床編

文責:國井 継之介


第73回AMセミナーin東京
開催日2018年4月15日(日)- 16日(月)
開催場所東京 味覚糖UHA館TKP浜松町カンファレンスセンター
受講者数基礎編18名(初受講9名)、四肢・脊椎編39名
ANJスタッフ(敬称略、順不同)ANJ代表 保井
インストラクター 國井、土子、野間、菊地
事務局 吉田
協力企業江崎器械株式会社、エンタプライズ(敬称略)
プログラム基礎編 / 四肢・脊椎編

講義内容
一日目
合同インフォメーション代表の保井より冒頭の挨拶をさせていただき、国際基準のセミナーを受講するにあたり、治療家として、相応しい服装で参加されてくださいというお願いがありました。また、熊本震災から1年目になり、震災で犠牲になった方への哀悼の意と一日でも早い復興を願って全員で黙祷をしました。今回のセミナーにも熊本より2名の先生方が参加されていました。
その後、事務局の吉田よりセミナー会場についてなど事務局からの連絡、菊地によるセミナー受講についての心得、知的財産権におけるガイドラインをご案内させていただきました。
基礎編プレゼンター:保井
テーブルインストラクター:野間

(レポート野間先生)
基礎編は、18人の受講生が来られました。そのうち9人が初受講の先生でした。保井先生が、2日間講義を担当されました。ベテランの先生も初受講の先生も、熱心に講義を聞かれていました。
ワークの時間は、スタッフが教えるだけではなく、各テーブルが受講生同士で教えあっていました。

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四肢・脊椎編プレゼンター:國井、菊地
テーブルインストラクター:菊地

四肢・脊椎編は39名の受講生で熱気に包まれた講義になりました。
初受講の先生方が6名いました。
下肢、ベイシック以外の脊柱、上肢、ポジション3、4、5骨盤に分けて講義を行い、各講義のあとに6〜7人くらいのテーブルに分かれてワークを行いました。ワークは四肢の検査法、コンタクトポイント、LODを学びます。

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認定試験筆記試験担当:國井、野間
実技試験担当:野間、土子、菊地

認定試験は9名の受講生が受けられました。
基礎認定試験者7名、上級認定試験者2名の合計3名です。
おめでとうございます。
今回は9名の先生方が受験しましたが、実技では説明通りに検査やCP、LODができないと減点されます。正確性に欠けていたりしていました。
特に触診がうまくできず、CPが的確に示されていませんでした。ポジション1、2の性格で無駄のない動きができていなかったようです。しっかりと基本を学び直して、次回もチャレンジしてみてください。


二日目
基礎編プレゼンター:保井
テーブルインストラクター:野間

(レポート野間先生)
2日目の最後の時間に、保井先生が実際にアクティベータでどのように調整するのかデモが行われました。2人の先生がデモを受けられました。
施術前と施術後の違いを効果的に実感してもらう目安検査や、施術の効果に驚かれる先生が多くいました。
ワークの時間に、初受講の先生がアクティベータで反応が取れると「あ、面白い!」と言葉にする様子も見られました。
初日はポジション1や2がたどたどしかった初受講の先生も、2日目が終わる頃にはかなりスムーズにできるようになっていました。

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四肢・脊椎編プレゼンター:國井
テーブルインストラクター:土子、菊地

2日目は、ポジション3、4、5を使用した脊椎分節の機能障害の検査と矯正を学びました。
2日目は、主に國井先生がプレゼンを行い、その後菊地がデモを行う形で進められました。受講生からの質問があるたびに、國井先生が丁寧な言葉で説明して、疑問を解消していました。
ワークは脊椎分節、骨盤のCP、LODの確認や実際に矯正した際の反応が消失できない場合の問題などをフィードバックして学びを深めていました。

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合同実技二日目の午後は、合同実技の時間で、グループワークを行いました。

・下肢長検査法(初級:型の修得)
・下肢長検査法(上級:反応の修得)
・コンタクトポイント基礎編復習
・コンタクトポイント臨床編復習
・臨床基礎スキル(15分以内)(10分以内)

以上のテーブルに分かれて、3回のワークを行いました。
初受講の先生方の下肢長検査の一日目と二日目の進歩の速さには目を見張るものがありました。初受講の先生方の目的意識が高いように思います。次回もこの気持ちを大切にされて受講されてください。
認定試験を目的にされた先生方のワークは実技試験で指摘されたCP、LODの再確認を熱心にされていました。試験でできなかったことや間違ったことが、すぐにワークで学び直したり、確認できることがこのセミナーの良い点だと思います。
認定維持の先生方、特に年に一度の先生方は臨床で気づかないうちにできたクセや効果が出ない疑問など各自がテーマをもって修正していました。

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megaphone-y.jpg セミナーアンケートより

  • 気持ちよい心地良さを感じます。
  • シンプルな治療で、大きな効果が得られることを再確認しました。
  • 受け終わったあとに、目の前がはっきりして体も軽くなるので、変化が分かりやすかったです。
  • しっかりしたコンタクトをして施術を受けると気持ちよいものだということを再認識しました。
  • セミナーに参加する度に施術をしてもらうのですが、その度に自分の体の悪い所を実感し、改善されるのを実感します。
  • 軽い刺激で効果を得られるということ。負担が少なく安心した治療だと思います。スムーズにしっかり施術ができるよう練習を重ねていきたいと思います。
  • 肩の部分的な施術でしたが、すぐに大円筋、菱形筋の力が入るようになり肩の挙上もスムーズになった気がします。
  • 経験の多い先生や、初めての受講された先生の施術を受け、触り方やコンタクトの仕方、下肢長分析の出し方など、とても勉強になりました。いかに正確な反応、アジャストの仕方が出来るよう精進していきたいと思います。
  • 正確なコンタクトポイント、LODでの施術を受けると、受けている側も芯まで響いてくる感覚がありました。
その他の方感想はこちらからご覧ください。
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セミナーを振り返って今回は、服装についてお願いがありました。AMI公認セミナーは国際基準レベルのセミナーであり、日本だけのセミナーでは無く、国際共通のセミナープログラムを提供しています。最近はSNSなど世界中にセミナーの画像が発信され見られています。「治療家らしさ」というものは人それぞれですが、知識や技術を高めるだけ出なく、治療家として相応しい振舞、身なりを整えることは大切なことだと思います。ANJは日本を代表するAMI公認の団体で世界中のAM臨床家から評価され注目されています。
16年もの長きにわたってAMI公認セミナーを開催できるのは受講生個々の協力があり、チームとしてのまとまりがあるから継続できるものだと思います。まとまりを求めると受講生個々の協力が必要になります。ただし、個々のベクトルがANJの理念と同じ方向性でなければなりません。服装のお願いもベクトルを合わせるためには必要なものです。筆者も改めてANJは国際基準レベルのセミナー、治療家として相応しいものが求められていることを再確認しました。

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次回第74回AMI公認AMセミナー

開催日:2018年6月10日(日)〜11日(月)
会場:大阪市 新大阪丸ビル別館
プログラム:基礎編/臨床編

文責:菊地 光雄


第72回AMセミナーin大阪
開催日2018年2月4日(日)- 5日(月)
開催場所大阪 新大阪丸ビル別館
受講者数基礎編14名(初受講6名)、四肢・脊椎編22名
協力企業江崎器械株式会社、エンタプライズ(敬称略)
プログラム基礎編 / 四肢・脊椎編

講義内容
一日目
合同インフォメーション代表の保井より冒頭の挨拶をさせていただき、事務局の吉田よりセミナー会場についてなど事務局からの連絡をさせていただきました。
セミナー受講の心得を國井がプレゼンさせていただき、知的財産権におけるガイドラインをご案内させていただきました。
基礎編プレゼンター:保井
テーブルインストラクター:土子勝成、野間実

(レポート土子先生)
受講者14名(うち初受講6名)の先生方が受講されました。
実技用テーブル3台に、4〜5人の受講生で実技が進みました。
今回、ベテランの先生方が積極的に指導に加わってくださいましたので、受講経験の少ない先生方は、熱心にその指導を実践し、実技に集中していました。

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四肢・脊椎編プレゼンター:國井継之介
テーブルインストラクター:菊地光雄

22名の受講生にご参加いただきました。
ベイシックからどのように四肢や脊椎のアドバンスの調整へと発展させていくのか、という部分が日々の臨床でのキーポイントになっていて、その部分の学び、成長を期待してご参加いただいている印象を強く感じました。

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認定試験筆記試験担当:菊地光雄、國井継之介
実技試験担当:菊地光雄、野間稔、土子勝成

(レポート土子先生)
認定試験は7名の受講生が受けられました。
基礎認定試験者6名、上級認定試験者1名でした。
実技試験に合格された先生は4名でした。
実技試験では、コンタクトポイントが皮膚の遊びを取るときにズレてしまうケースが多く見られたので指摘させてもらい、スキルアップにつながるように対応しました。
合格された先生方にも、ポジション1と2での反応のとらえ方について菊地先生から指導がありました。


二日目
基礎編プレゼンター:保井志之
テーブルインストラクター:土子勝成、野間実

(レポート野間先生)
胸椎、肩甲骨、頚椎、後頭骨の検査・調整について講義が進みました。
初日に寝違いの調整を受けた受講生に、保井先生が2日目の午前中もデモで調整しました。
受講生は、アクティベータ・メソッドで、連続して調整を受けるとどのように変化するのか感じることができました。
そして、アクティベータ・メソッドを効果的に体感してもらうために、施術前後の検査の大切さや、ベイシック・プロトコルを基本通り行う大切さなどが紹介、確認されました。
午前の終わりのワークでは、施術前後の検査をしながら、ベイシック・プロトコルの調整をグループごとに行いました。
ベイシック・プロトコルをしっかり行えば、患者さんにかなりの変化を感じてもらえるということを実感されていました。

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四肢・脊椎編プレゼンター:菊地光雄
テーブルインストラクター:國井継之介

2日目は、ポジション3、4、5を使用した脊椎分節の機能障害の検査と矯正を学びました。
また、実際の臨床でどのように活用していくのかを、デモ治療をしながら紹介させていただきました。

画像の説明


合同実技二日目の午後は、合同実技の時間で、グループワークを行いました。

・下肢長検査法(初級:型の修得)
・下肢長検査法(上級:反応の修得)
・コンタクトポイント基礎編復習
・コンタクトポイント臨床編復習
・臨床基礎スキル(15分以内)(10分以内)

以上のテーブルに分かれて、3回のワークを行いました。
今回も、下肢長検査法のニーズが高く、熱心に学ばれていました。
アクティベータ・メソッドの根幹をなす必須の検査法ですので、安定した検査を行えるように、トレーニングがとても重要です。
最後の時間は、保井先生と菊地先生から、初受講の先生の中でアクティベータ・メソッドを受けたことのない方に、体験施術をするテーブルもありました。

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megaphone-y.jpg セミナーアンケートより

  • とても感動しました。器具のコンタクトの時間の大切さを実感できて、筋力検査の前後比較などで効果も実感でき、自分の患者にも同じような感動を与えられたらと増々努力したいと思いました。
  • 数日前より腰の痛みがあり、今回国井先生に施術していただきベーシックのみでの施術だったがだいぶ楽になりました。日々の臨床でどうしても痛みをおっていたのでベーシックの重要性が再認識された。
  • 初日にPI腸骨のアジャストメントのみを受けた次の日の朝、いつもは起床時に左臀部の鈍痛が気になるがその日にはかなり痛みが引いていた。
  • 身体が軽く感じられました。丁寧に正確に施術しているのが受け手にもすごく分かると思いました。
  • 施術が進むに順じて体がやわらかくなるのが実感できました。ありがとうございました。
  • 術前、術後で筋緊張がやわらぎ首の可動域もかなり改善され目の前の視界が開けた感じがしました。
  • 最低限の刺激で可動域が増して感動しました。
  • 股関節のつまり感がいつもありましたが改善されました。ありがとうございます。
その他の方感想はこちらからご覧ください。
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次回第73回AMI公認AMセミナー

開催日:2018年4月15日(日)〜16日(月)
会場:東京 味覚糖UHA館TKP浜松町カンファレンスセンター
プログラム:基礎編/四肢・脊椎編

文責:國井 継之介