臨床家の方へ
アクティベータメソッドとは何か?
身体を健やかに保つのは、脳と神経系の働きです
神経の流れが良好な人は、自由に動けて痛みもありません。
神経系の流れが悪いと、自由に動けず痛みにも悩まされます

脳と脊髄神経系の流れ
人間の身体は、筋骨格系、内臓系、循環器系、呼吸器系、免疫系、神経系、内分泌系などの様々なシステムで構成され調和を保っております。その調和を保つ司令塔の役割を担うのが神経系です。
アクティベータ療法では、この神経系に注目して神経系の働きの悪い箇所を分析し、背骨を中心に筋骨格系の関節部位や筋肉をアクティベータ器で振動刺激を与えます。この振動刺激は、人体の神経エネルギーを調整するための十分な振動周波数を持ち備えており、ほとんど痛みを伴ないません。
初めて施術を受けられる方には、こんな軽い刺激で改善するの?と思われがちですが、多くの症例で施術後に症状の軽減や消失があり患者さんに喜ばれております。
文責: 須藤 一彦 D.C. 保井 志之 D.C.
アクティベータ器について
構造
アクティベータⅣは、ステンレス製で、皮膚に触れる先端には、ゴムが取り付けられております。グリップを握ることで中に入っているハンマーが、バネの作用で繰り出されます。そして、中の金属と金属とが衝突し合うことで、とても素早く安定した振動を起こすことができます。

機能
アクティベータⅣによる振動は、骨、関節、筋肉などを通じて、神経系の受容器を刺激します。振動によって活性化された受容器は神経系を通じて、筋肉系や自律神経系を正常に働かせるように作用します。
アクティベータⅣによる振動で、神経系の働きが正常化され、筋肉系や臓器系の機能が正常化される作用があります。そして、その作用の結果として、骨のズレや関節の歪みが改善されることが期待できます。しかしながら骨のズレや関節の歪みを直接的に変える目的では使用しませんし、直接的に骨の変形や関節のズレを変えることはありません。
他の療法との違い
「手によるアジャストメント」と「アクティベータ器によるアジャストメント」の比較
アジャストメントとは、カイロプラクティック施術の時に施される矯正のことです。「手によるアジャストメント」とは、文字どおり施術者の手によって行われます。従来のカイロプラクティック施術では、この方法が使われてきました。
アクティベータ・メソッドは、アジャストメントをする時にはアクティベータ器を使っておこないます。アクティベータ器が開発される以前は、手によるアジャストメントを行っていたわけですが、アクティベータ器の開発、使用にはそれなりの理由があります。
「手によるアジャストメント」と「アクティベータ器によるアジャストメント」を比較することにより、アクティベータ器を使う理由を考えてみましょう。
アジャストメントは、適格に行われなくてはなりません。なぜなら、施術結果や危険性に大きく関係するからです。また、適格なアジャストメントには、「適切な場所(限局的なコンタクトポイント)」「適切な方向」「適切な力、スピード(振動数)」などの要素が不可欠です。
「手によるアジャストメント」と「アクティベータ器によるアジャストメント」のそれぞれが適格なアジャストメントの要素を備えているか検証してみます。
AM症例報告の提出方法について
1. AM症例報告のフォーマット内容
症例報告は、以下の項目に沿ってご記入ください。
- 報告者(施術者)情報
- 報告者氏名/臨床歴(開業歴)/AM歴/施術院名/報告期日
- 症例テーマ
- はじめに
- 受診の経緯、および既往歴を含めて記載
- 症例要約
- 治療期間/通院回数/1回の治療時間/治療経過の良し悪し/治療経過の要約 など
- 患者の愁訴
- 患者情報
- 年齢・性別・職業・患者の特徴・発症時期(スポーツ障害の場合は活動歴〔競技歴〕を含む)
- 発症からの経緯(症状歴)
- 初回〜通院施術回数ごとの記録
- 各回ごとに、患者のコメント(愁訴)、症状の程度・予期不安などのNRS(0〜10)による数値化、CGI-S・CGI-I、目安検査、サブラクセーション、EB検査、調整法などを記載
- 治療回数ごとのスケール表
- 各回の数値(症状の程度・予期不安・CGI 等)の推移を一覧表にまとめる
- 治療回数ごとの折れ線グラフ
- 数値の推移を視覚的に分かるようグラフ化する
- 考察
- 参考文献
- 引用がある場合に記載
2. AM症例報告の書き方について
- Word文書形式で作成してください。
- 症例報告の見本をご希望の方は、事務局までお問い合わせください。
3. 症例報告の送り方について
- Word文書形式でファイルを保存します。
- ファイルの保存名には、症例報告テーマとご自身のお名前を入れてください。(例:陸上選手の腰椎分離症_○○○○.docx)
- 保存した文書ファイルを、下記のメールアドレスに添付してお送りください。
送付先: info@activator.gr.jp
いただいた症例報告は、事務局の承認を経たうえで、ANJホームページに掲載させていただきます。
4. AM症例報告の掲載に関する承認条件
- AM症例報告の規定書式に準じていること。
- AMの概念・特徴が症例報告に反映されていること。
- AM以外の調整法(PCRT、鍼灸、理学療法等)を併用した場合は、その検査・調整の内容を明確に記すこと。
| 【AMとPCRTを併用した症例について】 AMとPCRTハード面調整法を併用した症例は、考察をそれぞれの施術法の観点から記載いただくことで、ANJ(AM)と心身条件反射療法(PCRT)の両サイトに掲載することができます。詳しくは事務局までお問い合わせください。 |
5. AM症例報告の症状タイプ
- 筋骨格系症状(脊椎・骨盤・四肢関節の痛み、可動域制限 など)
- 自律神経系症状
- 神経系症状(神経痛・しびれ・頭痛 など)
- めまい・平衡感覚に関する症状
- 慢性疼痛
- その他(上記に分類しにくい症状)
PCRTを併用した症例報告については、心身条件反射療法(PCRT)|症例報告の提出方法 もあわせてご参照ください。
症例・研究の紹介
日本の研究
【アクティベータカイロプラクティック(AMCT)による施術後の身体反応について】 The body's response after treatment by Activetor Chiropractic
2010.10.26
青柳大士*1、土子勝成*2、玉田篤史*3、馬上忠昭*4
Hiroshi AOYAGI*1,Katsunari TUCHIKO*2,Atsushi TAMADA*3,Tadaaki MOUE*4
1.はじめに
カイロプラクティックをはじめ、世の中には様々な手技療法があるが、その施術後には身体に何らかの反応が見られることがある。多くは不快ではない症状として表れるが、時に痛みが強くなったり、主訴とは別に新たな不快な症状が表れるなど、患者にとって短期的に不利益になる可能性があると言われている。(PDFに続く)
世界の研究
Activator Methods Research Papers (アクティベータメソッド研究論文)
Topics/トピックス
| 1 | The Activator Adjusting Instrument Biomechanical | アクティベータ矯正器具 バイオメカニカル |
| 2 | Case Studies | 症例研究 |
| 3 | Hypertension / Blood Pressure Studies | 高血圧 / 血圧研究 |
| 4 | Sacroiliac Joint Related Studies | 仙腸関節関連の研究 |
| 5 | Leg Length Inequality Assessment Studies | 下肢長不等評価研究 |
| 6 | Activator Methods Chiropractic Technique: General Articles | アクティベータメソッド カイロプラクティックテクニック :全般的論文 |
| 7 | Neurophysiological Research | 神経生理学的研究 |
| 8 | Geriatrics | 老人病関連 |
| 9 | Cervical Spine Related Studies | 頸椎関連の研究 |
| 10 | Fibromyalgia | 結合組織炎 |
| 11 | Radiology | 放射線医学 |
| 12 | Lumbar Spine Related Studies | 腰椎関連の研究 |
| 13 | Temporomandibular Joint Disorders | 顎関節障害 |